製造業における再編動向
業種 事業者数 業種特性 再編動向
電子部品製造業 不明 需要は電子工業製品の開発や景況に大きく左右される。技術革新が急速、原材料の高騰、競走激化による価格下落、急激な需要変動およびそれに伴う過剰在庫等のリスクは常に内在。 値下要求の慢性化、製品の差別化に対応した部品の多様化要求、小口多頻度発注の増加等、受注環境が非常に厳しいことに加え、競合が多数あることから、中小を含めて再編が今後進む。
医療用機器製造業 4,458 製造・販売企業はそれぞれの分野で専門家されており、特定の機種に特化した中小企業から、先端技術を持つ大企業まで、幅広い業態・規模の企業で構成されている。 医療費抑制の流れ、加えて輸入規制緩和による医療用機器の内外価格差が取り上げられ、環境は厳しいため、中小企業の大手傘下入りなどが予想される。
医薬品製造業 1,923 多品種少量生産、生命関連のため安定供給が要求され理由で製薬メーカーの数は多いが、大半は生産の一部の工程を担う中小零細。淘汰が進行し、大手への集中度が高まる傾向。 大手製薬メーカーの合併が続いたほか、後発医薬品メーカーや異業種(食品、繊維、化学)からの参入、外資も絡み、中小を含めて再編が加速も。
アパレル産業 14,915 今まではアパレルメーカー主導であったが、消費者ニーズの多様化し、専門店と素材メーカーの提携、量販店への卸値納入の増大等メーカーの地位低下が進んでいる。 不況による国内需要の縮小、アジア諸国からの安価な輸入品の急増、国内生産力の低下等で、アパレル業界を取り巻く環境は深刻化しており、再編の可能性も大きい。
自動車部品製造業 6,607 当産業は完成車メーカーを頂点に、1次・2次部品メーカー等の階層構造。1次メーカーは新車開発の初期段階から参画、2次・3次メーカーは機械加工、プレス加工等を行う。3次は中小。 部品のモジュール化により、1次下請けメーカーの位置づけが高まるとともに、2次下請けメーカーの囲い込みが予想される。国際化への対応で2次・3次メーカーの再編可能性。
建設産業 542,264 政府投資は減少傾向、民間投資も低迷が続く。脱談合、総合力競走による収益悪化の中で、独自化力の優劣で収益格差が拡大している。 人口減少社会のなかで、建設投資の激減、入札制度改革、談合廃絶という局面を迎え、更なる淘汰再編を向かえつつある。